ココモ法とは何か?|メリットやデメリット、最大連敗確率などについて詳しく解説

この記事では、数学的にも裏付けられ、プロのギャンブラーたちが採用する「ココモ法」について詳しく解説します。ココモ法の利点や欠点はもちろんのこと、最大連敗確率や損切りラインについても丁寧に取り上げます。

ココモ法とは何でしょうか?

オンラインカジノで採用されるシステムベッティングの一例として、ココモ法が挙げられます。ココモ法は、負けた場合に賭け金を2倍に増やしていくマーチンゲール法を変更したものであり、1回の勝利でそれまでの損失を一挙に取り戻すことが特徴です。この方法は3倍の配当があるゲームに適用でき、確実に利益を追求したいプレイヤーにおすすめです。

ココモ法の利点

利点1:資金が少なくても利用できる

ココモ法では、連敗しても最初は資金の減少が緩やかです。そのため、資金が限られている場合でも利用できるシステムベッティングとして広く知られています。

100ドル以下の資金でも充分に活用できるため、低リスクと言えます。

利点2:1回の勝ちで利益を出せる

ココモ法は、1度勝利するだけで損失を回収するだけでなく、利益を上げることができます。他のシステムベッティングでは1サイクルが終了しても利益が出ない場合もありますが、ココモ法は3倍の配当があるゲームを利用することで、必ず手元に利益が残るメカニズムになっています。

そのため、負けが圧倒的に多い状況でも、わずかな勝利回数でコツコツと利益を積み上げることができます。

利点3:連敗すればするほど大きい利益がでる

ココモ法による利益は、連敗回数によって異なります。この方法では、勝利が連続する前に連敗が発生すると、その後の勝利時の配当額が大きく増加します。したがって、連敗が続くほど、後の勝利による利益が増加する仕組みとなっています。以下は、連敗が続いた場合の利益の増加パターンです。

連敗が続くと賭け金が急増し、それに伴う精神的なプレッシャーも大きくなりますが、一度勝利すると得られる利益も相応に増加します。リスクを取ることで期待できる高いリターンが、ココモ法の魅力の一つと言えます。

ココモ法の欠点

欠点1:2倍配当のゲームで利用することができない

ココモ法は3倍配当のゲームにのみ適用されるシステムベッティングであり、2倍配当のゲームでは採用できません。もしココモ法を2倍配当のゲームで使用すると、連敗が続けば続くほど損失が急増し、数回の勝利でもそれを回収できなくなります。

カジノゲームでは2倍配当のゲームが豊富なため、ココモ法の利用が限られてしまうというデメリットがあります。

欠点2:連敗する可能性が高い

ココモ法は3倍配当のゲームに利用されます。3倍配当のゲームでは、勝率は3分の1、つまり33.333..%となります。この場合、運が悪いと連敗が続く可能性があります。例えば、勝率が2分の1の2倍配当のゲームと3倍配当のゲームの5連敗する確率を比較すると、以下のようになります。

このように、2倍配当のゲームでは5連敗する確率が5%未満ですが、3倍配当のゲームでは10%以上もあります。そのため、ココモ法を使用しても、1回の勝利前に資金が底をつく可能性があることに留意する必要があります。

欠点3:マックスベットに達してしまうことがある

ココモ法では勝率が3分の1であるため、連敗の可能性があることを説明しました。そして、連敗が発生すると賭け金の増加が急激になるため、この点に留意する必要があります。例えば、ココモ法で最初の賭け金を1ドルとし、15連敗した場合、以下のように賭け金が膨らんでいきます。

最初は賭け金の増加が緩やかですが、10連敗以上すると賭け金の上昇が急激になります。この状況では、賭け金がテーブルリミットに達し、ゲームを継続できなくなる可能性があります。

カジノゲームによってテーブルリミットは異なりますが、低い場合では100ドル程度に設定されていることもあります。この場合、最初の賭け金が1ドルで、11連敗した時点でテーブルリミットに到達することになります。

ココモ法の使い方

ココモ法では、マーチンゲール法と同様に、前回のゲームで賭けた金額を基に次のゲームの賭け金を計算していきます。

最初の賭け金を1ドルとした場合、最初のゲームで負けた場合、次のゲームでも同じく1ドルを賭けます。連続して負けた場合、次の賭け金は前回と前々回の賭け金を合算したものになります。例えば、2ゲーム目では1ゲーム目と2ゲーム目の賭け金を足した2ドルを賭け、3ゲーム目では2ゲーム目と3ゲーム目の賭け金を合算した3ドルを賭けます。このようにして賭け金を設定し、負けが続いた場合は連続したゲームで次第に賭け金が増えていきます。

そして、勝利した場合は賭け金を最初の1ドルに戻します。ここで、ココモ法の1サイクルが終了し、利益を確定できます。

ココモ法は、負けたら賭け金を増やし、勝ったら最初の賭け金に戻すという非常にシンプルなルールを持っているため、誰でも簡単に実践できる仕組みです。

どんなゲームに使える?

ココモ法は、カジノゲームの中で3倍配当のゲームにのみ利用できます。3倍配当のゲームには、ルーレットのColumn(カラム)とDozen(ダズン)が該当します。

ルーレットのカラムベットでは、テーブル上で同じ列に並んでいる12の数字に賭けます。これらの数字は「1 4 7 10 13 16 19 22 25 28 31 34」、「2 5 8 11 14 17 20 23 26 29 32 35」、「3 6 9 12 15 18 21 24 27 30 33 36」のようにグループ分けされています。

一方、ルーレットのダズンベットでは、数字は最初の12(1~12)、2番目の12(13~24)、最後の12(25~36)に分けられます。どちらも勝率は3分の1であり、勝利した場合には賭け金の3倍が払い戻されます。

ココモ法を試すならこのカジノ

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ココモ法 シュミレーション

以下は、ココモ法を実際に使用した例のシミュレーションです。

1ゲーム目:

このシミュレーションでは最初の賭け金を1ドルとします。最初のゲームで負けた場合、累計損益は-1ドルとなります。

2ゲーム目:

ココモ法では前回と前々回のゲームの合計を賭ける仕組みですが、この時点では2ゲーム目なので、1ゲーム目と同じく1ドルを賭けます。この2ゲーム目でも負けた場合、累計損益は-2ドルとなります。

3ゲーム目:

ここでは1ゲーム目と2ゲーム目の賭け金合計である2ドルを賭けます。もし3ゲーム目でも負けた場合、累計損益は-4ドルとなります。

4ゲーム目:

このゲームでの賭け金は2ゲーム目と3ゲーム目の賭け金合計である3ドルです。そして、このゲームで初めて勝利した場合、払い戻し金は9ドルであり累計損益は2ドルとなります。

5ゲーム目:

4ゲーム目で勝利したため、ここでの賭け金は最初の1ドルに戻ります。この流れでゲームを進めていくと、以下のような結果となります。

このように、ココモ法では1勝した時点で必ず利益が生じる仕組みとなっています。もしもこれを2倍配当のゲームで適用した場合、4ゲーム目で勝利しても配当が6ドルであり、それまでの損失額を回収できないため、損失が膨らんでしまいます。

例えば、2倍配当のゲームにおいては4ゲーム目で勝利しても、配当が6ドルであるため、累計損益は-1ドルとなります。

一方で、3倍配当のゲームにおいては、ココモ法を上記のように繰り返すことで、確実に利益を積み重ねることができるのです。

ココモ法最大連敗確率

ココモ法の欠点として述べた通り、この戦略では連敗が続く可能性があることを考慮する必要があります。

数学的な観点から言えば、3倍配当のゲームで絶えず負け続けるという事態は極めてまれですが、ごくまれに連敗が続くことがあります。

以下は、連敗が続く可能性を示す表です。17回連敗する確率は1万分の1であり、非常に低いことが分かります。

これらの数字を考慮すると、非常に不運な状況であっても、10連敗以上する可能性は極めて低いと言えます。

ココモ法の損切りライン

ココモ法は1回勝利すれば利益を上げられる特徴があります。連敗が続けば続くほど利益が大きくなるため、損切りをせずに継続するプレイヤーが多く見られます。つまり、1回の勝利に期待してゲームに没頭する傾向があります。しかし、テーブルリミットや資金の制約を考慮すると、一定の連敗が生じた際には損切りを行う必要があります。

資金が不足してきた場合は、早めに損切りを検討することが重要です。連敗が続けば後2回しかゲームを継続できない状況では、かなりのリスクが伴うため、一度ココモ法をリセットして賭け金を最初に戻すことが推奨されます。

また、資金にかかわらず、あらかじめ〇連敗した場合にリセットするといった損切りポイントを設定しておくことも重要です。

3倍配当のゲームでは連敗が続く可能性があるため、損切りについて事前に考えておくことが重要なポイントです。

ココモ法とモンテカルロ法を比較

システムベッティングの中でも最も広く知られている手法の1つがモンテカルロ法です。今回は、ココモ法とモンテカルロ法を比較してみましょう。

モンテカルロ法とは

モンテカルロ法は守りのタイプのシステムベッティングであり、したがって、カジノ初心者にもおすすめです。ココモ法とは異なり、3倍配当のゲームだけでなく、2倍配当のゲームでも利用可能です。

まず、モンテカルロ法では最初に3つの連続した数字を選びます。これらの数字はプレイヤーの資金に合わせて自由に選択できます。リスクを抑えるためには小さな数列を、利益を追求する場合には大きな数列を選ぶことができます。

ここではわかりやすくするために数列(1,2,3)を使用して説明します。

モンテカルロ法では、数列の両端の数字を足して賭け金とします。したがって、数列が(1,2,3)の場合、両端の1と3を足した4ドルが賭け金となります。

そして、ゲームで負けると、賭け金を数列の右側に加えます。つまり、数列は(1,2,3,4)に変化します。

逆にゲームに勝った場合は、数列の両端の数字を削除します。この際、2倍配当のゲームでは両端から1つずつ、3倍配当のゲームでは両端から2つずつ数字を削除することがポイントです。2倍配当のゲームであれば、数列は(1,2,3)から(2)に変化します。

モンテカルロ法では勝ち負けに応じて、上記のルールに基づいて数列に数字を追加したり、削除したりを繰り返します。数列に数字が1つしか残らないか、全くなくなった場合、以降のゲームは続行できません。このタイミングがモンテカルロ法の勝利ポイントであり、利益が発生するタイミングとなります。

1サイクルが終了すると、再び数列を最初の(1,2,3)に戻してゲームを再開します。このようにモンテカルロ法では数列を用いるため、ココモ法とは異なるアプローチが特徴です。

利益を生みやすいのはココモ法

ココモ法では1勝した時点で利益が確定します。しかし、モンテカルロ法では1勝だけではまだ利益を得ることができず、数列の数字が1または0になるまで連続して勝ち続ける必要があります。

そのため、モンテカルロ法では利益を得るまでに時間がかかることがあります。さらに、モンテカルロ法を2倍配当のゲームで使用した場合、1サイクルが終了しても、まれに利益が得られないことがあります。

一方でココモ法では、1回勝利した時点ですぐに利益が確定します。そのため、確実に利益を得たい場合は、モンテカルロ法よりもココモ法が適していると言えます。

簡単なのはココモ法

モンテカルロ法は人気のあるシステムベッティングですが、数列を使用するためには紙とペンを用意する必要があり、これがデメリットとなります。また、数列の数字を追加したり削除したりする必要があるため、慣れていない場合に計算ミスが発生する可能性があります。

一方で、ココモ法は前回と前々回の賭け金の合計を次のゲームで賭けるだけで済むため、非常にシンプルです。そのため、初心者でも簡単に実践できる利点があります。

資金が少ない場合はモンテカルロ法

ココモ法とモンテカルロ法はいずれも賭け金の上がり方が比較的緩やかなシステムベッティングです。ただし、ココモ法では10連敗以上となると賭け金の上がり方が急激になります。このため、資金が少ない場合、途中でゲームを続行できなくなる可能性があります。

一方で、モンテカルロ法では連敗数に関係なく賭け金が常に緩やかに上昇するため、資金が少ないプレイヤーでも安心して取り組むことができます。

幅広く使えるのはモンテカルロ法

ココモ法は3倍配当のゲームでのみ有効であり、他の倍配当のゲームでは利用できません。対照的に、モンテカルロ法は2倍配当のゲームと3倍配当のゲームの両方で効果を発揮します。

3倍配当のゲームにはルーレットのカラムやダズンなどが該当しますが、2倍配当のゲームにはルーレットの赤・黒、奇数・偶数、ハイ・ロー、ブラックジャック、バカラなどさまざまなゲームが含まれます。

そのため、特定のゲームに制限されずにシステムベッティングを行いたい場合は、モンテカルロ法の方が利便性が高いと言えます。

よくある質問:ココモ法

Q: ココモ法はどんな人におすすめですか?

A: ココモ法は、リスクを抑えつつも確実に利益を生み出すことができるシステムベッティングです。そのため、リスクは取りたくないけど、ある程度の利益も得たい、という初心者におすすめです。ココモ法はシステムベッティングの中でも、リターンとリスクのバランスのいい戦略です。

Q: ココモ法は競馬やスポーツベッティングでも利用できますか?

A: ココモ法は競馬やスポーツベッティングでも利用できます。ただし、これらのギャンブルではオッズが一定ではないため、ココモ法を利用する場合はオッズが3倍前後(2.7~3.3倍ほど)のものに賭けるようにしましょう。

Q: ココモ法はカジノで禁止されていますか?

A: 一部のランドカジノではココモ法の使用を禁止していることもありますが、ほとんどのランドカジノでは問題なく使用できます。オンラインカジノでは利用規約に記載がない限り、基本的にシステムベッティングは許可されています。

Q: マーチンゲール法とココモ法の違いは何ですか?

A: マーチンゲール法とココモ法は、共に1度の勝利でそれまでの損失額を回収できるという特徴がありますが、賭け金の上がり方に大きな違いがあります。ココモ法では前回と前々回のゲームの賭け金の合計を次のゲームの賭け金に設定し、マーチンゲール法では前回のゲームの賭け金の2倍を次のゲームで賭けます。

Q: ココモ法と相性がいいゲームはどんなゲームですか?

A: ココモ法を使用するには配当が3倍のゲームを選ばなければいけません。連敗を見越してテーブルリミットが高いゲームを選ぶと良いでしょう。低いテーブルリミットでは賭け金が早く上がり、損切りを強制される可能性があります。

Q: ココモ法を他のシステムベッティングと組み合わせることはできますか?

A: 利益を最大化したい場合、2コラム2ダズンベット法と組み合わせると良いでしょう。これにより、ココモ法の勝率の低さを補いつつ、高い勝率と高配当を同時に狙うことが可能です。

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